快気祝いの体験談
東京で営業アシスタントとして仕事をしていた時のことです。取引先の女性の課長さんが体調を崩し入院してしまいました。毎日のように電話で話す方だったので、とても心配していましたが、無事に退院されたと聞きました。上司が快気祝いを贈ろうと言いました。わが社の営業担当も女性で、女性同士でとても話しやすかったようで、先方の女性の好みを知っていました。コーヒーがお好きなことがわかったので、ペアのコーヒーカップを贈ることになりました。取引先であること、先方が課長と言う立場であり、年齢を重ねていることなどから、ギフトにするなら海外ブランドのコーヒーカップが良いと言うことになりました。そこで、私は知人に並行輸入のお店に勤めている人がいることを思い出し、その旨を伝えたところ、私が購入のためにお店に行くことになりました。お店のスタッフである知人に、快気祝いのためのギフトであると告げると、お勧めのブランドをいくつか紹介してくれました。先方の年齢や好みを考えて、上品で落ち着きのある、青い模様のコーヒーカップにしました。並行輸入のお店は海外のお店から直接買い付けているので、中間マージンをかけることなく、本物が輸入できるので、お得に購入できるのです。上司にも先方の女性にも喜んでいただけて、嬉しく思いました。
私は昨年左膝の前十字靭帯断裂という大怪我を負ってしまい、手術と3週間ほどの入院を余儀なくされました。その3週間の入院生活を経てから、快気祝いとして祖父母から焼き肉セットのギフトをプレゼントしてもらいました。快気祝いをもらうこと自体嬉しかったのですが、入院生活では味気ない病院食しか食べていなかったので、とにかく焼肉が食べたくてたまりませんでした。そんな時に、祖父母が私のそのような気持ちを汲み取ってくれて、快気祝いとして、焼き肉セットのギフトををプレゼントしてくれました。ぎゅうカルビ、たん、豚バラ、はらみ、ホルモン、ウィンナー、特上カルビまではいった豪華なギフトセットで、とても喜んだのを覚えています。入院生活をしていると、食事の制限があったり、自分の好きなだけご飯が食べられなかったり、好きなものが好きな時に食べられなかったり、食に関するストレスはかなり感じると思います。私自身もかなりストレスに感じており、3週間の入院生活で3キロも体重が減りました。ですので、快気祝いとして焼肉や、その他退院する方が食べたいものをギフトとして贈る事はとても喜ばれる事だと思います。私は本当に嬉しくて少し涙を流しました。本当に祖父母には感謝をしています。
骨折による入院から退院していた母から、快気祝いが贈られてきました。それはリンゴ果汁100パーセントのナチュラルジュースが、瓶詰めされたギフトセットでした。 母はすぐに慌ててよく机の角に足をぶつけたりして、あざを作ってしまうことがよくあります。よく落としてしまうにもかかわらず、机の端っこに大切なものを置いてします。加えてペットボトル飲料を飲むのが苦手です。なぜ苦手なのかは本人もよくわからないそうですが、思った以上に中にはいったジュースができてしまい慌ててこぼしてしまうのではと思います。そのくらいで、とは思うのですが。 入院することになった骨折の原因ですが、落としそうになった物を拾おうとして、慌てて転んでしまった時のケガがによるものだそうです。突然のケガはこれが初めてではなく姉の学校の卒業式の時にも、一週間前に転んで足を捻挫して卒業式にでられない事がありました。それが今回は骨折で、しかも今度は姉の結婚式の一カ月前です。そのことを知らされた私はあぜんとしてしまいました。母の担当医はリハビリもあるから、式にでるのは難しいかもと言っていました。でも結婚式に絶対に出たい母はリハビリを一生懸命に頑張りました。その努力が実ったのか驚きの快復力を発揮し、なんとか結婚式に出られました。 退院後の母からギフトの瓶詰めジュースには、快気祝いであることと共に私への感謝の手紙が入っていました。手紙を読み、瓶入りの飲み物をみて、母は私のことよく考えているなと思いました。私も慌ててケガや物を落とし、ぺットボトル飲料を飲むのは苦手です。理由はよくわかりませんが、たぶん親子だからでしょう。母の優しさに感謝です。