年末が近づいてくると、目の端でちらほらと「お歳暮」という文字が目に入るはず。
しかし、お歳暮についてまだあまり詳しくないという方も多いですよね。
「お中元を贈った人にお歳暮は贈るの?」
「いつまでに贈るんだっけ?」
「取引先に向けて贈るときにはのしはどんな風に書けばいいんだろう?」
そんな風に考えられる方に、お歳暮の基本とマナーについてご紹介いたします!!
記事の最後では、お歳暮におすすめのオリジナルギフトをご紹介していますので、ぜひ確認してみてください!
お歳暮は1年の終わりに、その年お世話になった方や親交のある方へギフトを贈ることです。
お歳暮は本来は直接訪問して贈り物をするものでしたが、
最近は百貨店やスーパーなどからの直送も増えています。
しかし今年は新型コロナウイルスの影響もあって、直接出向いて歳暮を購入する件数は減っているようです。
インターネットでも簡単に注文できるお店が増えてきていますので、そちらでお歳暮を頼まれる方は年々増えているようです。
お歳暮には今年1年のお世話になった感謝の気持ちと、今後もよろしくお願いいたします、という挨拶の意味が込められています。
お歳暮とお中元はどちらもお世話になった方へ贈るものです。
お中元はおもに夏に贈るもので、上半期の感謝をかたちとして贈るものです。
お歳暮は年末に贈るものですので、一年のまとめとして贈るという意味合いがあります。
お歳暮はお中元よりも、費用的にも多少上がる傾向にあります。
お歳暮とお中元を贈る習慣がないと、こうした言葉も似た印象で混乱してしまいますよね。
なおお中元もお歳暮も一度贈り始めた方には、毎年贈るものですので注意が必要です。
夏に贈るものと冬に贈るものでは、一般的にすこし贈るものが変わってきます。
グルメを贈る際にはその傾向は顕著で、夏には夏に食しておいしいと感じられるもの。
冬には冬に食しておいしいと感じられるものが贈られます。
CMでの印象が強いハムなどは、夏でも冬でも贈ることができる点で、オールマイティーなお歳暮・お中元ギフトであると言えそうです。
また長期休みでは家を空けていることも多そうですので、日持ちする焼き菓子などはおすすめです。
カタログギフトなども日持ちのことを考えなくていいので、多くの方が選んで贈られています。
お歳暮を贈る時期は関東地方と関西地方ですこし時期が異なります。
▷ 関東地方 … 11月末ごろから12月31日
▷ 関西地方 … 12月初旬ごろから12月31日
お歳暮の時期に贈れなかった方は、お年賀や寒中見舞いとして贈られる方が多いです。
正式にはお年賀は「三が日」(1月1日~3日)に直接出向いてご挨拶をするときに渡すものでした。しかし現代では松の内(1月7日ごろ)のころまでに贈れば問題ありません。遅くとも1月15日までには贈る必要があります。
それ以降に贈る場合には、表書きは「寒中見舞い」に変わります。
もしどうしてもお歳暮に生ものを贈りたい方は、事前に連絡しておくようにしましょう。お正月の時期に楽しめるものを贈るなら、あえて年末に贈るという選択をすると喜んでいただけそうです。
お歳暮の金額相場は3,000円から5,000円ほどです。
格別お世話になった方には、10,000円くらいのお歳暮を贈られることも。
しかし相手が予期していないような価格でお歳暮を贈ると、重荷に感じられる方もいらっしゃいますので注意が必要です。
「お歳暮ってだれにでも贈っていいの?」
「喪中の時はどうすればいい?」
など、
シチュエーションや贈る相手べつに、押さえておきたいことをご紹介いたします。
お歳暮は目上の方に贈るのが一般的です。
結婚された方は義理のご両親にはかならずお歳暮を贈る、ということも多いですよね。
また学生時代にお世話になっていた方や、仕事の関係でお世話になっている方に贈ることが多いです。
喪中ではお祝いごとに関係したものは贈らないように気を付ける必要がありますが、お歳暮は日頃お世話になっている方に贈るお礼の品ですので、先様が喪中であっても贈ることはできます。
しかしまだ四十九日が明けてない場合には、忌明け後が望ましいとされています。
年をまたいでしまった時には、「お年賀」や「寒中見舞」になりますので、表書きの内容には注意が必要です。
またご自身(贈る側)が喪中である場合には、通常通りお歳暮を贈ることができます。
公務員は利害関係がある方から贈与を受けることが禁止されています。
相手が利害関係がない方からならお歳暮を受けとることができますが、判断はかなり難しい場合が多いです。
公務員の方にお歳暮をはじめとした贈呈物は一般的に控える傾向にありますが、
どうしても贈りたいなと考える方は、事前に先様に聞いてみることをおすすめいたします。
贈り先様も「受け取らない」と決めている場合には、贈り返す手間が生まれてしまいますので、注意が必要です。
お歳暮を贈る相手が決まったら、贈る準備をはじめましょう!
ここでは、お歳暮を選ぶときに気を付けることと、実際に贈るときのマナーをご説明いたします。
お歳暮は相手の好みや家族構成、ご自身の予算に合わせて品物を選びます。
また贈るものの種類によっても、どんな方に贈ればいいのかわかったりします。
定番のアイテムとしては、冬に旬の時期を向かえる海の幸や、CMなどでも印象深い高級ハムなども喜んでいただけるはず!
年末~お正月にかけてはご家族が集まる機会も多いので、みなさんに愉しんでいただけるお歳暮が喜ばれる傾向にあります。
贈りものは家族がいる方にとっては、みなさんで消費してもうらものです。贈りものを受け取る方も、自分が喜ぶよりも家族が喜ぶものをもらった方が嬉しい方もいらっしゃいます。
ご夫婦なら高級なお酒(または高級なお酒を選べるカタログ)や、食卓にいつもと違った彩を加えてくれるものもよさそうです。
お子さんがいる家庭には、個包装になっているスイーツなどもおすすめです。
消耗品は確実に喜んでもらえるものですので、ぜひおすすめです。
かなり年が離れている目上の方に贈るものを選びかねているようなときには、カタログギフトはおすすめです。年代によって欲しいアイテムの雰囲気が異なるものですが、カタログギフトは表紙や名称でターゲティングされている年齢層がわかります。
とはいえ年齢でひとをみんなくくってしまうのもすこし疑問がありますよね。
あくまで贈り先様の雰囲気や好みに合わせて、カタログギフトを選べるときっと贈りもの選びに成功できるはず!
お歳暮には熨斗(のし)をかけるのが正式なマナーです。
▷ のし上 : 御歳暮、お歳暮
▷ 水引 : 紅白蝶結び
▷ のし下 : 氏名
お歳暮の時期に贈れなかった場合には、お年賀の熨斗を付けて贈りましょう。
▷ のし上 : 御年賀、お年賀
▷ 水引 : 紅白蝶結び
▷ のし下 : 氏名
連名で贈る場合には、表書きの真下にいちばん目上の方の氏名を書き、順に左側に氏名をならべます。
原則としてのし紙に記載する名前は3名までとし、4名以上の場合には代表者の氏名だけを記載、左側に「他一同」と記し、別紙で全員の氏名を書きます。
もともとお歳暮を相手の家まで持参することが正式でしたが、現在では郵送で贈ることもどんどん一般化してきました。
郵送するときには、電話か送り状でお歳暮が届くまえにお伝えしましょう。
ギフトのカタログがよりECOになりました。
高級感のある木箱に入っているので、贈りものを受け取る満足度も高いです。
カジュアルに贈れるギフトをお探しの方におすすめ。
北欧雑貨を集めたギフトカタログ。
カタログのテーマは、「しあわせを運ぶ、北欧デザイン」。
お歳暮でもらってうれしい素敵な一冊。
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海の風味を利かせた濃厚なスープ。
山と海の幸が口のなかで広がっていく、味わい深いうどんのセット。
寒い冬の日に喜ばれる、お歳暮です。
イタリアの大衆レストランで食べているような味わいを再現しました。
贅沢なひとときにぴったりのパスタセット。
黒蜜をかけて味わうタイプの新しいバウムクーヘン。
種類の違った甘さを重ね合わせてたくさんの味を楽しめます。
お歳暮の贈り物にぜひ。
香ばしいアーモンドの風味が口の中に広がるフロランタンと、
甘くてやさしい味わいのミルクプリンのセット。
温かい飲み物とセットで楽しめる冬のギフトです。