【贈る相手別】新築祝い・引越し祝いの金額相場を徹底解説!
最終更新日: 2023年08月15日
新築祝いや引越し祝いは、親族や兄弟姉妹、親しい友人に職場の上司など、贈る相手によってギフトの相場金額は変わってきます。では、具体的にどれくらいの違いがあるのでしょうか?
今回はそんな、「新築祝い・引越し祝いの相場」についてご紹介します。「新築祝い」と「引越し祝い」の相場の違いや、贈る相手別の金額を具体的に紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
目次
「新築祝い」と「引越し祝い」の相場は違うの?
新築祝いと引越し祝いは、贈るシーンは同じですがお祝いの意味が少し違います。
新築の戸建やマンションなどの物件を購入したら「新築祝い」、中古のマンションや戸建に引っ越したら「引越し祝い」です。お祝いを贈る前に、まずは新築祝いと引越し祝い両方の意味を理解しましょう。
意味が少し違う新築祝いと引越し祝いですが、金額の相場はどう違うのでしょうか?はじめて新築祝い・引越し祝いを贈る人は気になると思います。
結論から言うと、新築祝いと引越し祝いの違いで金額を変える必要はありません。どちらのお祝いも相場は同じです。お祝いの種類で相場を悩むのではなく、新築祝いと引越し祝いは贈る相手を意識しなければなりません。
贈る相手の年齢や自分との関係性は、さまざまなお祝いのシーンでとても重要です。金額の相場を理解しないままお祝いを贈ると、相手を不快な気持ちにさせてしまうかもしれません。新築祝いや引越し祝いで失敗しないためにも、お祝いの種類ではなく誰に贈るのかを意識しましょう。
新築祝いや引越し祝いを贈る相手は?
お祝いを贈るシーンはたくさんありますが、新築祝いや引越し祝いを贈る場合がある相手はいったいどんな人でしょうか?どんな相手に贈るのが一般的か、関係性を意識しながら確認しましょう。
新築祝いや引越し祝いを贈る相手①両親
大切な両親が新築を建てたら新築祝いを、新居に引っ越したら引越し祝いを贈ります。両親と自分との関係性や年齢もありますが、両親への新築祝いや引越し祝いは必要です。日ごろ言えない感謝の想いを伝えるきっかけにもなるので、積極的にお祝いを贈りましょう。
両親は自分の人生で最も関わりの深い人間と言えます。そのため、新築祝い・引越し祝いはもちろん、様々なシーンでお祝いを贈ることを意識しましょう。
新築祝いや引越し祝いを贈る相手②兄弟姉妹
両親と同じく、兄弟姉妹も大切な家族です。兄弟姉妹に新築祝いや引越し祝いを贈れば、家族の絆がより深まります。兄弟姉妹は自分との年齢差もあるので、両親と相談しながらお祝いを決めても大丈夫です。
両親だけではなく、兄弟姉妹も長く一緒に過ごした家族です。さまざまなシーンできちんとお祝いを贈り、より良い関係性を築きましょう。
新築祝いや引越し祝いを贈る相手③親戚
同じ家族として、親戚にも新築祝い・引越し祝いを贈ればとても喜ばれます。普段なかなか会えない親戚なら一層、お祝いのシーンがあれば積極的に贈るようにしましょう。
しかし、親戚が遠方に住んでいて、なかなかお祝いを渡せないということもあります。そんなときは、郵送するというのもマナー的に問題ありませんので、一つの手段です。
親戚であれば、両親や兄弟と一緒に連名で贈ることもできるので、家族みんなで相談して決めるのもいいかもしれません。
新築祝いや引越し祝いを贈る相手④友人
学生時代の同級生や部活・サークル仲間など、身近な友人はたくさんいます。大切な友人が引っ越したときにも、新築祝い・引越し祝いを贈りましょう。相手が友人ならみんなで新居に遊びに行き、お祝いを同時に渡すのもいいかもしれませんね。
友人の場合は、結婚に伴い新築の家や新居に引っ越す機会も多いはずです。大切な友人だからこそ、素敵な新築祝い・引越し祝いを贈るといいでしょう。
新築祝いや引越し祝いを贈る相手⑤職場関係の方
上司・同僚・後輩など、職場関係の人間にもお祝いは必須です。職場関係の方に贈るときは、相手と自分との関係性も意識するようにしましょう。特に上司などの目上の方への新築祝い・引越し祝いは、かえって気を遣わせてしまう場合も。そうならないよう注意して、新築祝い・引越し祝いを贈るようにしましょう。
新築祝いや引越し祝いを贈る相手⑥その他
両親・兄弟姉妹・親戚・友人・職場関係の方以外にも、自分の子供や祖父母、お世話になった恩師や関係の近い知人など、新築祝い・引越し祝いを贈りたい相手は、人それぞれいると思います。感謝とお祝いの気持ちを伝えたい相手がいれば、積極的に新築祝い・引越し祝いを贈りましょう。
新築祝いや引越し祝いは品物でも大丈夫!
新築祝いや引越し祝いは現金を贈るのが一般的ですが、お祝いとして品物を贈ることもあります。友人や親戚など、お祝いを渡したいけど直接会えない相手もいるはずです。そんなときはお祝いの品物ギフトを郵送で贈ってもマナー的に問題ありません。これから始まる新しい生活をサポートできる実用的な品物だと、きっと喜ばれるでしょう。
例えば、タオルや洗剤などの毎日自宅で使う物や、キッチン用品や生活家電などがおすすめです。新築祝いや引越し祝いは、できるだけ新居での生活に関わるギフトを贈りましょう。
それ以外のギフトを贈りたい!と思ったら、カタログギフトや食べ物、お菓子、飲み物系もおすすめです。
お祝いの気持ちが伝わるような、受け取る相手に喜ばれるギフトを贈りましょう。
贈る相手別!新築祝い・引越し祝いの金額相場
新築祝いや引越し祝いを贈る相手が明確になれば、次に気になるのがそれぞれの金額相場です。年齢・関係性・距離感など、贈る相手によって違うことを理解して、受け取る相手が不快にならない金額のお祝いを贈りましょう。
新築祝いや引越し祝いを贈る相手①両親
5万~10万円
少し高いと感じるかもしれませんが、両親への新築祝い・引越し祝いは上記が妥当です。
気を付けてほしいのは、配偶者の両親へお祝いを贈る場合です。このとき、配偶者の両親(義理の両親)にも上記くらいの新築祝い・引越し祝いを贈りましょう。
しかし新築祝い・引越し祝いの金額があまりにも高額だと、相手によっては気を遣わせてしまいます。それでも、ちょっとでも良い物を贈りたいという気持ちがあれば、シンプルに「金額が高いもの」を選ぶのではなく、有名ブランドのカタログギフトや人気の家電など、他のものとは少し違ったものだと、お祝いとして喜んでもらえると思います。
【兄弟姉妹】の新築祝い・引越し祝いの金額相場
5,000~3万円
同じ家族でも、両親とは違い兄弟姉妹への新築祝い・引越し祝いの相場は大きく変わります。
兄弟姉妹は自分との年齢差や距離感も人それぞれです。金額を軸に考えるのではなく、まずは自分たち兄弟の年齢差と距離感を意識しましょう。年齢差に見合わない新築祝いを贈ってしまうと、たとえ兄弟でも少し不快に感じたり、申し訳ないように感じたりしてしまうかもしれません。
兄弟姉妹への新築祝い・引越し祝いは無理をせず、年齢と関係性に合った金額のものを贈るよう気を付けてください。
【親戚】の新築祝い・引越し祝いの金額相場
1万~3万円
親戚への新築祝い・引越し祝いも、兄弟姉妹と同じく関係性や年齢差が重要です。加えて、距離感やどこに住んでいるかなど、気にすべきポイントは多くあります。親戚も大切な家族なので、新築祝いや引越し祝いとしてきちんとお祝いをすべきですが、両親・兄弟姉妹より一層、関係性や年齢差、距離感が重要になってきます。親戚へのお祝いなら、両親や兄妹と相談して一緒に贈るのもいいかもしれませんね。
【友人】の新築祝い・引越し祝いの金額相場
5,000~1万円
同級生や学生時代の友人への新築祝い・引越し祝いは、上記の金額が相場です。同級生なら友人みんなで金額を出し、一緒にお祝いを贈る場合も多いです。新築祝い・引越し祝いを渡すついでに、友人みんなで新居に遊びに行くのもいいかもしれませんね。
しかし、新築祝い・引越し祝いを贈りたい友人が遠くに住んでいて、直送お祝いを渡しに行けないということもあると思います。そんな時は、郵送で贈るようにしましょう。
【職場関係の方】への新築祝い・引越し祝いの金額相場
3,000~1万円
上司・同僚・部下など、職場の人への金額相場はざっと上記の通りです。ただ、お世話になった上司へは1万円、同僚や部下へは3,000~5000円など、職場関係の人へのお祝いは相手と自分の役職によっても相場が変わります。特に上司や先輩への新築祝い・引越し祝いには注意が必要です。高額すぎても少額すぎてもよくないので、同僚一同としてみんなでお祝いをするといいでしょう。
目上の方へのお祝いは何かと気にする点が多いので、事前に職場の同僚と相談して決めるのがおすすめです。相場から外れたお祝いを贈ってしまわないよう注意しましょう。
【その他の方】への新築祝い・引越し祝いの金額相場
1万~5万円
友人・職場関係だけでなく、家族なら自分の子供や祖父母、お世話になった恩師など、大切な方への新築祝い・引越し祝いは相場の金額も幅広くなっています。自分の子供や祖父母への新築祝い・引越し祝いは、現金だけではなく新生活をサポートする品物を一緒に贈るのもおすすめです。大切な方の家族の新しい住まいを、少しでも豊かなものにできるでしょう。
さらに恩師や知人への新築祝い・引越し祝いも、まずは年齢や距離感を意識して決めるようにしましょう。それぞれの関係性を考えて、相手に喜ばれるお祝いをしましょう。
以上が贈る相手によって異なる新築祝い・引越し祝いの金額相場です。
新築祝いや引越し祝いの相場は、より関係が近い相手の方が高額になります。お祝いを贈る相手がわかったら、次に自分と相手との関係性を意識しましょう。相場に合ったお祝いを贈れば、より良い関係が築けるはずです。
新築祝いや引越し祝いのお返しはいるの?
新築祝い・引越し祝いの相手別で金額の相場をご紹介しましたが、逆に新築祝い・引越し祝いをもらったときにお返しは必要なのでしょうか?はじめてお祝いをもらったときは、何をどうすればいいのかわかりませんよね。
結論から言うとお返しは必要です。新築祝いや引越し祝いをもらったら、きちんとお返し・内祝いを贈りましょう。お返しのギフトとして品物を贈るなら、お祝いの半分の金額が相場です。できるだけ直接会ってお返しを贈るようにしましょう。
もし、仕事や家庭の都合により直接会うことができないのであれば、早めに郵送でお返しを贈りましょう。
まとめ
新築祝いや引越し祝いの違いと、相手別の金額相場をご紹介しました。新築祝いや引越し祝いだけではなく、お祝いを贈るシーンで気になる金額相場ですが、ただ金額が多ければ良いわけではありません。必ず相手と自分との関係性を考え、お返しを贈る相手の気持ちになって決めるようにしましょう。
素敵なお祝いを贈って、これから始まる新居での生活を応援する気持ちを伝えましょう。